家にある材料でスポーツ機を作ってみる(1日目・2日目)
ここ何年もグライダーしか飛ばしていなかったのですが、きびきび動く動力機もいいなーと思ったので小さめのスポーツ機を作ることにしました。
「できるだけ家にある材料で作る」というコンセプトです。
今回は最初の2日分の製作記録になります。
1日目
まず主翼を作ります。
ヒノキ棒をそのままスパーにしたいので、スパンは900mmにします。
テーパーさせるのも面倒なので矩形翼です。
リブの形状をコピー用紙にフリーハンドで書きます。
机の上で組みやすいように下面にフラットな区間を作っています。
2サーボエルロンでフラッペロンにして、少しフラップを上げると対称翼っぽくなります。
2mmバルサからひたすら切り出します。この時点では少し大きめにしてあります。
そのうち2枚はマスターにするため、まち針で止めて外形を整えます。
マスターの外周にテープを貼ります。
マスター2枚で他のリブを挟んでサンディングボードで削ります。テープが貼ってあるので間のリブだけが削れます。
(写真はテープを剥がしたあとです)
斜めにならないよう、下面のフラットな区間と前縁を基準に位置を合わせます。
スパーの溝を彫ったら完成です。
リブが出来たら組み立てていきます。
矩形翼なので原寸図面がなくても差金を基準に組めます。
前縁はバルサの三角材です。
ウェブ材を接着して下面プランクを貼ります。
翼胴接合部のボルトがつく予定のため、中央だけ分厚いウェブを貼ってます。
エルロン周りを作ります。
エルロンを切り落として蓋をし、上面プランクを貼りました。
1日目はここまでです。
2日目
3mmバルサから胴体の側板を切り出します。
翼の部分は主翼を当てて描いています。
補強を入れていきます。
この時点では上面はフラットなので、上下をひっくり返して組み立てていきます。
胴枠の幅はすべて50mmに統一しています。
翼と仮組みしてみます。
いい感じです。
上面に枠を立てて1mmバルサを貼っていきます。
後部胴体は曲率がきついのでバルサを濡らしてから貼っています。
濡れていると接着しにくいので、テープで仮止めして放置し、ある程度乾いてから接着しています。
はみ出た部分をトリミングして完了です。
主翼と胴体を組んだ状態でそれっぽいサイズの尾翼をつけます。
紙の舵面をつけて、サイズ感を見ます。
2日目はここまでです。
ここから先はモーターとバッテリーが揃ってから作ります。