家にある材料でスポーツ機を作ってみる(3日目〜5日目)
引き続き製作を進めていきます。
前回↓
http://masahiro-ktpc.hatenablog.jp/entry/2020/05/16/160503
3日目
モーターが届いたので製作再開です。
モーターはWMC2205 kv1500です。
2セルのリポでペラはGWSの8060を回します。
余っていた4mmベニヤでモーターマウントを作ります。
サイドスラストをつけたときにモーターがほぼセンターに来るよう、モーターマウントは少しだけ右にオフセットしています。
サイドスラストとダウンスラストの大きさは飛ばしながらナットの位置を変えて調節する構造です。
胴枠に補強のベニヤを接着していますが、はじめから胴枠をベニヤで作っておくべきでした。
次に翼胴接合部を作っていきます。
今回は桁付近と後縁付近の2点をボルト固定する方式です。
まずは目の向きを変えてサンドイッチしたバルサにプラスチックのパイプを埋め込みます。(目の向きは外側が長辺方向、内側が短辺方向です)
これを主翼の中央に接着します。
(中央のみウェブ材を分厚くしていたのはこのためです。)
今回は中央の1区間にはプランクもフィルムも貼らないので、ボルトも翼厚より短いものを使用します。
次は後縁側です。
こちらはスリーブを入れない構造にします。(ちょうどいいパイプがなかったため)
適当なバルサを接着してブロックを作り
目の向きが翼厚方向になるように接着します。
(ボルトの軸圧縮力を受けるため)
蓋をして
マイクログラス補強をしてから穴を開けたら完了です。
穴部分はスリーブを入れない代わりに、一度穴を開けてから瞬間接着剤を流し込んで内側を固め、再度穴を開け直しています。
胴体側には現物合わせで穴を開けてからナットを接着しています。(瞬着で接着後マイクロバルーンエポでフィレットをつけています)
(既に上の写真に写っていますが)ここでサーボマウントも接着します。
リンケージロッドを通し、なめらかに動く位置に調整して、ガイドパイプを接着します。
尾翼側の出口でのロッドの角度を合わせるため、胴体内部で一度クロスする経路にしています。
(側板の端面がガタガタですが、底面を接着してからまとめてやすります
リンケージの内装部分が出来たので、底面を閉じます。
現物合わせで尾翼のフィレットを削り出したら胴体は生地完です。
主翼のプランクとリブキャップ貼りもこのタイミングで行いました。
サーボがつく部分だけフルプランクになっています。
中央部は内部にアクセスするために塞ぎませんでした。
4日目
フィルムを貼りました。
Eライトの赤と白を使いました。
ここまで貼って白がなくなりましたがどこの店にも在庫がなく、主翼のフィルム貼りはしばらく先になりそうです…
5日目
胴体がだいたい出来たのでリンケージをします。
エレベータは左右をピアノ線で連結します。
尾翼側はこんな感じです。
ホーンは航空ベニヤ(ホリディの流用)です。
ピアノ線は先端をL字に曲げて通しているだけです。
サーボ側はこんな感じです。
z型のピアノ線を真鍮パイプのかしめと瞬間接着剤で固定しています。
ラダーも同様にリンケージしました。
だいたいイメージ通りに出来てきました。
主翼のフィルムが届くまではカウルとキャノピーと脚まわりを進めていきます。